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サフランロード
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カシミールのサフランと、サフラン栽培農家、バシール・モハメッド・ミル

− サフランと、スーフィーと、そよ風 −

インドのカシミール地方は、世界的にも有名なサフランの産地です。そして、この地方のサフランは、スーフィーと深いつながりがあるのです。パンポレのサフラン栽培農家の人は、みんな、サフランはスーフィーの聖者がパンポレにもたらしてくれたもの、と信じています。 そんなパンポレのサフラン農家、バシール・モハメッド・ミル氏を、ここでご紹介しましょう。

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カシミールのサフラン栽培農家、バシール・モハメッド・ミル


サフランと、サフラン栽培農家
バシール・モハメッド・ミルと奥さん。最高級サフランが、むぞうさに新聞紙にくるまれている。


カシミールでサフランの栽培のできるところは、かぎられていています。
いちばんの中心地はパンポレという村で、この村の農家がおもにサフランを栽培してます。
パンポレから5,6キロ離れると、もう米をつくる田んぼになっていて、サフランは作れないということです。
パンポレはちょっとした小高い丘のようなところに位置しているからかも知れません。
地元の人たちは、神のギフトだと言います。

私はサフランの里パンポレ村で、バシール・モハメッド・ミルという農家を紹介されました。
最初に会ったブット氏はまるでスーフィーのマスター然としてましたが、こちらのミル氏はいかにも素朴なお百姓さんというかんじです。
サフランは10年に一度種をまくだけで、あとは自然のままに収穫の時期だけおおいに働くのですが、ほかの時期は別に特別やることもないわけで、たいていのサフラン農家はもう一つのビジネスをもってます。
ブット氏の息子さんはウールや布団などをあつかう店をやっています。 が、このミル氏は村の真ん中で、なんと、サモサやチャイなどを売る、スイート屋さんをやってます。

サフランと、サフラン栽培農家
サブジにつきささっているのはグリーンチリ。


私はなぜか、今回、カシミールに来てから、サモサが好きになって、ほとんど毎日どこかしらで食べてます。
今日は、ここでチャイとあまーいクッキーをごちそうになってきました。
サフランの収穫は8カナル(約1ヘクタール?)でおよそ160トラ(1.6キロ)だそうです。
ここでのよいサフランの価格は1g、約700円です。これはミル氏が売るときの価格です。
高いですね。
そのかわり第一級品のサフランです。

サフランと、サフラン栽培農家
サフランを選り分けるための道具類とむぞうさに置かれたサフラン。


最初、私はミル氏のこともよく知らないし、サフランの良し悪しも判断できないので、ためしに1g彼から買いました。
それをラムザーンやブット氏のところに持っていって、意見を聞き、のちにたいへんよい友人になった医者のグラム・ラスールのところに持っていって、意見を聞き、スリナガルの町のドライフルーツ・ショップで別なサフランを買って、比べたりして、だんだんなにがよいサフランかの見分け方がわかってきたのです。
そのへんのことは、サフラン・ティーの作り方のページをご覧ください。
ミル氏のサフランをチェックした人はひとりの例外もなく、これはいいサフランだ、と太鼓判を押したので、私は彼のサフランを50g、買うことにしました。
1gづつにして、50個です。

サフランと、サフラン栽培農家
サフラン50gをはかりで計るミル氏。


品質も世界一だけど、価格も世界一高いと思います。
でも、どうせなら最高のものを味わってみたいと思うし、サフランロードのお客様には、「これは最高のサフランなんですよ!」と確信をもっておすすめしたいですものね。

サフラン
奥さんと一緒に、サフランを1gづつ入れ物に入れている。

これを使ってサフラン・ティーやサフランライスを作って、食された方が世界一のサフランというのはこういうものか、と通常市場で流通しているサフランとの違いに、納得してもらえれば、それでよいと思うのです。
このサフランは,濃いエンジ色をしていて、生薬のような強い香りがして、湯に入れたあとも生きているのです。
生きている、とミル氏は言うのですが、これは湯に入れてしばらくしても、くたっとしない、きりっとして、舌の上にのせると、まだまだ色がでてきて、舌がだいだい色に染まる・・・ということ。

サフラン
湯に入れて、サフラン色にそまったあとでも、形がしゃきっとしている。強いサフラン。

このサフランがアーユルヴェーダの医者たちに買われて、アーユルヴェーダの薬として調合されて用いられるのです。
ほとんど毎日のようにパンポレに通ううちに、ミル氏ともうちとけてきて、最近は行くと、チャイやサモサをごちそうしてくれます。
今度は10月の末のサフランの咲く時期にやってきて、収穫の様子なども見せてもらいたいものです。
最後に、ミル氏の奥さんに、私とミル氏の写真をとってもらいました。
ミル氏が私の横にぎゅっとくっついてくるので、あれ!?っと思ったんですけど、素朴で、けっこう女性的なんですねえ。できてきた写真を見ると、。
だけど、私はそんなことより、自分の額がかなり広くなってきたなあ、・・・という感慨のほうが圧倒的に強くて、そのうちもう剃っちゃったほうがいいというふうになるかもしれんな、。。。なんて思うのですよ。


サフラン
サフランの写真をもったミル氏とまじゅ。






サフラン・ティーの作り方

○カシミール(インド)のホール・サフランは、サフランロードから入手できます。




よいサフランの見分け方
サフラン・ティーの作り方 サフラン・ティーの作り方 サフラン・ティーの作り方
左は、私がサフラン栽培農家から直接買ったサフラン。生薬のような強い香りがして、色がエンジ色、ひとつひとつにめしべのトップの部分がついている。右は、ラウルチョークの店で買ったさふらん。色が赤っぽく、半分くらいにはトップの部分がなく、線のようなサフランである。ここいらの人は、だれもがこれはフェイク(にせもの)だと言います。しかも、驚くことに、「J&K政府承認」と明記されているのです。いったい、何を承認しているのだろうと、不思議です。が、私もようやくいろいろサフランについてわかってきたね。
最良のサフランの見分け方を、カシミールのサフラン栽培農家から聞きました。
カシミール・サフランは品質も世界一だと言われていますが、価格も世界一高いのです。それでイランなどから安いサフランが入り込んで、ミックスされたりして、ディーラーなどの手によって操作されているのが現状です。
私はゴアやムンバイでサフラン1g、250から300ルピー(約650−700円)で売られているから、カシミールに来たら半分くらいの価格だろうと思ってました。 しかし、スリナガルの銀座通り、ラウルチョークの目抜き通りのドライフルーツ・ショップで買っても、同じ値段です。 驚いたことに、パンポレという村のサフラン栽培農家から直接買っても、やっぱり1g300ルピー(約700円)なのです。
しかし、その秘密が少しづつ解き明かされていくと、私はふかーく感心しましたね。

わかってみると、なんでも、「なるほど」と納得するものですが、このサフランの価格と品質のからくりは、なるほど、を凌駕する「なーるほど、そうなのか!」でした。
※ひとつは、さきほど書いたように、安いイラン産のサフランと混ぜること。
※第二の方法は、サフラン農家はサフランの上のほうと下のほうを半分にちぎって出すことがあって、下のほうはだいたい8分の1くらいの値段で売られるそうなのです。それに、イランからやってきた安いサフランを混ぜると、ゴアの最終小売価格が300ルピーで収まるのです。
しかし、パンポレまでやってきて、サフラン栽培農家から直接買っても、いちばんよい部分だけを買おうとすると、やはり1g300ルピーになるというわけです。
では、ベストな部分は何になるのかと言うと、、アーユルヴェーダの薬の材料として買われていくのです。当然、アーユルヴェーダの医者は、何が本物か知ってますからね。そこから、アーユルヴェーダの薬も調合するのでしょうから。

ですから、よいサフランの見分け方は、このようにして見分けてください。
(1)匂いが強く、その匂いは生薬(漢方)のようなにおいであること。
(2)色が濃いエンジ色であり、赤やオレンジ色ではないこと。最近は、色まで染められた人工のものがでてきているらしい。
(3)ちょっと見ると、盛りあがった山のようなめしべの上の部分がついていること。ただの細い線のようなサフランは、めしべの上の部分をアーユルヴェーダの薬用にとったあとの、安い品質のものとされる。

このようなことを知ったうえでサフランを購入してみると、またひと味おもしろみも増すというものです。
サフランは高価なものです。もし小売価格が1gあたり1000円以下だったとしたら、ディーラーたちによって何か細工(工夫)がされていると考えて、間違いないでしょうね。
いろいろな価格のサフランを検討してみながら、最高級のサフランの味わいもお楽しみになってくださいね。









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