|
(写真上:ダージリンティー・ガーデン) ◆アーユルヴェーダ ◆おもしろインド ◆マクロビオティック ◆セイタン ◆更新情報 ◆リンク集 |
「ダージリンにホワイトティーというものがある」と聞いて、ダージリンに探しにやってきました。ようやくそれを探しあてて飲んでみると、かろやかで高貴な味わいと、ヒマラヤの荘厳が、私のなかに広がっていきました。(まじゅ) |
ダージリンはインドの西ベンガル州ダージリン地方の中心都市で、ダージリン・ティーの産地として有名です。
ヒマラヤ山脈低部のシワリク丘陵に位置し、平均標高は約 2,134 m 、北方に標高世界第三位の高峰カンチェンジュンガが遠望できます。
ダージリン・ティー は、この地方で生産される紅茶の総称で、ときには「紅茶のシャンパン」とも呼ばれ、セイロンのウバ、中国のキーマンと並び世界の三大紅茶と称されています。 ダージリン・ティー は、水色が明るく、紅茶の中でも特に香りを重視される紅茶であり、その香りを楽しむため主にストレートティーで飲まれます。 ダージリン・ティー が強い香りを持つのは、寒暖の差の激しい標高の高い山地で生産されているためで、高級なダージリン・ティー にはマスカテルフレーバー(マスカットフレーバー)と呼ばれる特徴的な強い甘い香りがあり、この香りの良し悪しが茶葉の価値を決めているといっても過言ではありません。 |
|
私はおもにマサラチャイの愛飲家で、あまりダージリンティーにはなじみがなかったのですが、あるとき、「ダージリンにはホワイトティーというものがあり、それは王侯貴族のような気品にあふれた味がする」と聞いて、「よし、それでは行って見てみようか」、と思いました。 |
ダージリンの町から車で45分ほどのところにある「タクバル・ティー・エステート」を訪ねると、べダントさんが私を工場のなかに連れていき、ダージリンティーの製造工程などを説明してくれました。
そのあと工場内の試飲室で何種類かのダージリンティーを試飲させてくれました。 そのなかにホワイトティーが入ってたのです! 私はいちばんおいしいものから食べる性質なので、ここでもいちばん最初にホワイトティーを飲みました。 その味わいは、「いかにも、まろやかで、かるーく、あっさりとして、気品にあふれている」なあ・・・、というかんじでした。 いままで私が抱いていた(ダージリン)紅茶の概念を、このホワイトティーは一瞬にして変えてしまいましたね。 飲んでみないとわからないとは思いますが、言ってみれば、その味わいは、「最高級品のアルカリ・ウオーターと最良質のダージリンティーのどこか中間をかろやかに歩む」、といったかんじでしょうか。 一日に一回くらいは、こういう気品のあるティー・タイム(心の余裕)を持ちたいものだ、とも思いました。
ホワイトティーとは、一番茶の一芯の部分を紅茶にしたものです。 高尚な香りと、渋みのないまろやかな味わいが特徴で、ほのかな甘い後味が舌に残ります。 ホワイトティーは、その希少価値ゆえに、中国皇帝が愛飲し、古来より大切に飲まれてきたという貴重なお茶です。 ホワイトティーのふわふわとした毛で覆われた新芽は、1つ1つ丁寧に手で摘まれます。愛飲家は、その美しい芽を"雲のように白く、雪のようにピュアで、蘭のように香る"と絶賛しています。 収穫期は年2回のみで、生産量は、世界のお茶生産量の0.1%未満と極端に少なく、更に、特別な茶葉だけを手摘みするため、約8万枚の茶葉からたった450gしか出来ない、大変希少価値の高い贅沢なお茶で、100Gの小売価格が10,000円を超えることもあるそうです。 紅茶や緑茶とは製茶方法が異なり、ホワイトティーの生産技術はたいへん難しく、鮮度と高濃度ポリフェノールを保持するため、白い毛に覆われている一葉とニ葉のみを摘み取り、数時間発酵さたら、すぐに火を入れ発酵を止め乾燥させます。 これらは経験豊富な熟練の技を持つ職人がすべて手作業で行うので、これも生産量が少ないホワイトティ-が芸術品といわれる由縁でもあります。 ホワイトティーはお茶の中で最も優れた豊富な効能があるといわれ、古来から中国では、「若返りの水」と伝えられており、不老不死が信じられてきました。 抗酸化作用(細胞の老化や疲労を防ぐ成分)は緑茶の3倍以上! ポリフェノール(がん細胞の発生を抑制するカテキンなど)や、ビタミンCやミネラルも豊富に含まれている健康によい「アルカリ茶」です。 美白、糖尿病、高脂血症、肝臓機能の低下、免疫力の向上、がん予防、腫瘍成長の抑制、血糖値や脳卒中、心臓病のリスクを軽減させるともいわれています。 カフェインはコーヒーの半分以下、緑茶と同じくらいです。 |
|
*ダージリンは・・・インドの西ベンガル州のダージリン地方の中心都市である。人口は107,530人である(2001年)。
*高級なダージリンティーには・・・ マスカテルフレーバー(マスカットフレーバー)と呼ばれる特徴的な強い甘い香りがあり、この香りの良し悪しが茶葉の価値を決めているといっても過言ではない。 *ホワイトティー・・・ 白茶の優しいさわやかな香りは、ヒーリング効果を最大に引き出して、リラックスしたい時や疲れてる時に癒されとして、"白茶の香りのアロマ効果"に注目が集まっています。 *ホワイトティーは・・・シルバーニードルとも言われています。大変希少で当然あまり取れません。ですから、値段も高価でなかなか飲む機会がありません。100g10000円なんてのも珍しくありません。日本で買った場合ですが。 |
|
|
最新のご感想を読む
○ 前回プレゼントでいただいたシナモンやクローブも朝からチャイを作るのに使ってます。おいしいです。自分で作って飲むと、お店のチャイが物足りなくて(笑) (3月23日、Mさん) ○ 開封して確認していた際に、サンダルウッド枝かと思って「注文してないな?」と不思議に思っていたものはシナモンスティックでした。とても大きいのでびっくりでした。(3月16日、Sさん) ○最上品のシナモン・スティックです。粉にしてみると、香りも高貴ないい香りですよ。(まじゅ) ○さっそく、チャイを堪能いたしました。なんといってもスパイスの香りが日本で売っているものとは別物?というくらいすばらしかったです。ココナッツ・ジャグリー最高です。(2月12日、Iさん) ○今日マサラチャイスパイスセットが到着しました。玄関にインドの香りがぱっと広がり、い~い感じです!(2月3日、Mさん) ○スパイスも有難うございました。やっぱり生命力が違いますね。スーパーにならんでいるのは、ハーブスパイスというより、ほんの香付ですね。お料理が楽しみです。(1月28日、Mさん) ○昨年12月におまけで頂いていたお試し用のスパイスセットでマサラチャイを作ってみたところ、あまりの美味しさにハマってしまい、毎日堪能しているところです(笑) で、驚いたのは、まじゅさんが取り扱っているスパイスは、とても極上品だということ!先日、価格と送料が安いWebショップを見つけ、カルダモン、クローブ、シナモン等を購入してみたのですが、カルダモンは小粒で中身(種?)がスカスカ、大きさも色もバラつきがあり、クローブは砕いてもオイルが滲み出てこない、シナモンも硬くて香りが弱い…と、まじゅさんから頂いたものとは雲泥の差だったので、ガーーッカリしてしまいました orz (ちなみに、全て台湾からの輸入品でした) スパイスなんて、何処で買っても大差ないだろうと思っていたんですが、全然違うんですね~! 他のショップで購入して、初めて判りました。いい勉強になりました。スパイスはもう他のショップでは買いたくないので、今後ともよろしくお願いしますです(^^ゞ (1月4日、Sさん) ゴアのマーケットで手に入る、最高級スパイス。左から、カルダモン、シナモン、クローブ。 こちらから個別にも購入できます(サフランロード通販) |
マサラ | ヨーグルト | ギー | バターミルク | ラッシー | チャイ | ジャグリ蜜 | パニール | グルテン | セイタン |
ごま塩 | 豆腐 | 豆乳 | 味噌 | 練りごま | 納豆 | 漬け物 | パン | アーモンド | コーフー |
このサイトはヤフー登録サイトです | Since 2006/7/21 |
◆アーユルヴェーダ ◆おもしろインド ◆マクロビオティック ◆セイタン ◆更新情報 ◆リンク集 |