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1 | サフラン、カルダモン、シナモン、クローブ。たまたまシナモンスティックがなかったので、パウダーを使いましたが、スティックがあればそのほうがよいと思います。 | |
2 | 大さじ2~3のお湯にサフランを入れておく。30分くらい。 | |
3 | バスマティ・ライス(白米)を使います。できあがりの色を気にしないなら、玄米で作ってもいいと思います。 | |
4 | バスマティ・ライスを洗って、ザルにあけ、20分くらい水を切るためにおいておきます。 | |
5 | たまねぎ小半分をみじん切りにします。 | |
6 | オリーブオイルを温めて、カルダモンとクローブ、シナモン(スティック)を入れて2~3分炒めます。 | |
7 | たまねぎを入れて、しんなりするまで弱火で炒めます。 | |
8 | バスマティ・ライスを入れて、ライスが透き通るようになるまで、たまねぎなどと一緒に炒めます。 | |
9 | サフランを入れ、ライスの量の2倍の水で、沸騰したら、弱火で炊飯します。バスマティ・ライスは早いので、だいたい15分弱で炊き上がります。 | |
10 | 10分くらい蒸らしてから、お召し上がりください。 |
インドで色つきご飯といえば、サフランライスとターメリックライスが有名です。簡単に作るつもりなら、別に特別な炊き方をする必要もなく、普通に炊くだけでもできます。凝るなら、いろいろなスパイスをいれて作ることもできます。食べ方としては、あっさりとした野菜カレーのパートナーとして、いっしょに食べると、おいしさがひきたちます。そのうち、ターメリックライスのレシピもあげましょうね。 |
○前回購入したサフランと頂いたカルダモンとシナモンで
サフランライスを作ってみたのですが絶品でした!
夫にも大好評で、M家の定番メニューになりそうです。(11月24日、Mさん) ○良いサフランの見分け方、とても参考になりました。 私のもとにある質が良いとされるペルシャ産のサフランは、 4分の1くらいはトップの部分がない線のような状態でした。 色は全体的に赤色で、一部エンジ色、一部薄い赤色。。 という感じで統一感がない感じです。(5月28日、香織蘭さん) ○サフランも他のスパイスも、今までに見たことない良質のものでした。またまたビックリです!(6月23日MKさん) |
左は、私がサフラン栽培農家から直接買ったサフラン。生薬のような強い香りがして、色がエンジ色、ひとつひとつにめしべのトップの部分がついている。右は、ラウルチョークの店で買ったさふらん。色が赤っぽく、半分くらいにはトップの部分がなく、線のようなサフランである。ここいらの人は、だれもがこれはフェイク(にせもの)だと言います。しかも、驚くことに、「J&K政府承認」と明記されているのです。いったい、何を承認しているのだろうと、不思議です。が、私もようやくいろいろサフランについてわかってきたね。 |
最良のサフランの見分け方を、カシミールのサフラン栽培農家から聞きました。
カシミール・サフランは品質も世界一だと言われていますが、価格も世界一高いのです。それでイランなどから安いサフランが入り込んで、ミックスされたりして、ディーラーなどの手によって操作されているのが現状です。 私はゴアやムンバイでサフラン1g、250から300ルピー(約650-700円)で売られているから、カシミールに来たら半分くらいの価格だろうと思ってました。 しかし、スリナガルの銀座通り、ラウルチョークの目抜き通りのドライフルーツ・ショップで買っても、同じ値段です。 驚いたことに、パンポレという村のサフラン栽培農家から直接買っても、やっぱり1g300ルピー(約700円)なのです。 しかし、その秘密が少しづつ解き明かされていくと、私はふかーく感心しましたね。 わかってみると、なんでも、「なるほど」と納得するものですが、このサフランの価格と品質のからくりは、なるほど、を凌駕する「なーるほど、そうなのか!」でした。 ※ひとつは、さきほど書いたように、安いイラン産のサフランと混ぜること。 ※第二の方法は、サフラン農家はサフランの上のほうと下のほうを半分にちぎって出すことがあって、下のほうはだいたい8分の1くらいの値段で売られるそうなのです。それに、イランからやってきた安いサフランを混ぜると、ゴアの最終小売価格が300ルピーで収まるのです。 しかし、パンポレまでやってきて、サフラン栽培農家から直接買っても、いちばんよい部分だけを買おうとすると、やはり1g300ルピーになるというわけです。 では、ベストな部分は何になるのかと言うと、、アーユルヴェーダの薬の材料として買われていくのです。当然、アーユルヴェーダの医者は、何が本物か知ってますからね。そこから、アーユルヴェーダの薬も調合するのでしょうから。 ですから、よいサフランの見分け方は、このようにして見分けてください。 (1)匂いが強く、その匂いは生薬(漢方)のようなにおいであること。 (2)色が濃いエンジ色であり、赤やオレンジ色ではないこと。最近は、色まで染められた人工のものがでてきているらしい。 (3)ちょっと見ると、盛りあがった山のようなめしべの上の部分がついていること。ただの細い線のようなサフランは、めしべの上の部分をアーユルヴェーダの薬用にとったあとの、安い品質のものとされる。 このようなことを知ったうえでサフランを購入してみると、またひと味おもしろみも増すというものです。 サフランは高価なものです。もし小売価格が1gあたり1000円以下だったとしたら、ディーラーたちによって何か細工(工夫)がされていると考えて、間違いないでしょうね。 いろいろな価格のサフランを検討してみながら、最高級のサフランの味わいもお楽しみになってくださいね。 |
* サフランの逸品堂・・・
ソースパン(深めのフライパン)にバターを加え中火にしカルダモン、クローブ、シナモンを入れて2分ほど炒める。 *週末は男のこだわりカレートップ ・・・サフランは世界で一番高価なスパイスとされています。よくターメリックを炊き上がったご飯にまぜ黄色のご飯にしますが、やはり本物は香りが格段に違います! *インド家庭料理 ラニ ・・・ お祝いの「ハレの日」にサフランライス のような色つきご飯を作ることがありますが、それ以外ではまず食べないです。日本でいう「お赤飯」のようなもので、この色つきご飯にはお祝いの意味がこめられています。でも、この色つきご飯はミティチャワル(ミティ=甘い、チャワル=ご飯)と呼ばれる甘いご飯なので、やはり日本のインド料理店で供される「黄色いサフランライス」とは趣を異にするものなのです。 |
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