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*ガラムマサラ。ガラムはインドで暑い(ガラム)、熱い(ガラム)、辛い(ガラム)、などという意味で使われます。チャイワラーが「ガラム・チャイ~チャイ・ガラム~」とチャイ売りに歩き、私はレストランで「オー、イエー バホト ガラム ヘイ~」(辛いよー)と涙を流します。
* 本来、インドにはカレーというものは存在しない。 と言うと、不思議に聞こえるだろうが、ほんとうなのである。
このごろはレストランに行っても「野菜カレー」、「フィッシュ(魚)・カレー」などのメニューが見られるようになったが、これらの名前は外国からの逆輸入であって、インドにおいては新しい概念だ。
日本では、ほとんどの料理が醤油か味噌ベースであっても、それぞれ独自の名前(たとえば、同じ醤油味でも「すきやき」、「肉じゃが」、「おでん」などというように)を持っているように、インドではこのマサラがほとんどの料理のベース味になっているが、料理名としては「何々カレー」とは言わず、「アルゴビ」とか「野菜コルマ」とか「パニール・マカンワラ」などという別々な名前がついている。
* 日本で作るときのは、ミキサーを使って作ることもできます。実際のところ、インドでも、今はミキサーでマサラを作っている家庭のほうが多いかもしれない。特に、都会とか、若い人たちの家庭では・・・ね。
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