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ラギやジョワール(バクリの材料)はキビのようなもので、なかにグルテンが含まれません。だから、たいへん消化によいので、アーユルヴェーダではたかく評価されています。市場(バザール)に行くと、おばちゃんたちがゴア産の米やチリなどと一緒に、ラギを売っています(写真右クリック)。 |
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バザールのなかには製粉所があり、そこでラギを粉にひいてもらい、1kgあたり3ルピー(6円)くらい払います。この人たちは、いついっても顔を真っ白にして、小麦やジョワールなどを次ぎから次へと粉にしていきます。たいへんな仕事だよね。毎日・・・、ごくろうさま。 |
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そうすると、このような粉になります。 |
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さて、シャンティーさんは鍋にお湯を沸かして、そこに半分くらいのラギを入れて、こねはじめました。こねているのは、チャパティーをつくるときのチャパティー棒です。 |
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粉をたしていきながら、ひたすらかきまわします。 |
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10分くらいしたら、火からおろして、また、よーく、こねます。どれだけこねるかが、おいしいラギボールの勝負どころです。粉分がのこると、口のなかでとろけていかないで、ざらっというかんじになってしまうのです。とろけるようだと、最高・・・にうまい。 |
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それで、まだまだこねています。 |
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じゅうぶんにこねあがったら、ギーをのせて、しばらく待ちます。 |
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ある程度の熱がとれたら、茶碗のようなものにラギをいれ、ギーをてにつけて、べとつかないようにしながら、ラギをボール上にしていきます。ちょうど、おにぎりをつくるときの容量ですね。そういえば、おにぎりは英語でライス・ボールといいますものね。
この日は、ラギボールとバジと呼ばれるローカルな野菜に、ご飯とダルをつくってくれました。これぞ、幸福のレシピ。 |
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