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赤く燃えるような唐辛子(チリ) |
唐辛子は、学名Capsicum annuum、ナス科トウガラシ属の一年草。
草丈は40~60cmで、7~9月ごろに白い花を付ける。
インドではチリ、英語ではチリ・ペッパーと呼ばれる。 唐辛子の辛味成分はカプサイシンである。血行を良くして食欲を増進させ、発汗を促す作用がある。 そのほか、神経痛・消化不良・胃炎、腰痛・五十肩・膀胱炎に効用がある。 |
原産地はメキシコ、あるいは南米アンデス地方と言われている。
殺菌作用があり食中毒を防ぐとも言われる。特に暑い地域で多く使われている。 殺菌のほかに除虫の効果もあり、食物の保存に利用される事もある。 メキシコやタイ、四川省など暑い地域では発汗を促すため、韓国など寒冷な地域では退化しがちな汗腺を開くためで、 いずれも発汗による体温調節が目的であるとされる。 通常は料理の辛味をつけるために用いられ、また、健胃薬、凍瘡・凍傷の治療、育毛など薬としても利用される。 現在世界中の国で多く使われているが、アメリカ大陸以外においては歴史的に新しい香辛料(スパイス)である。 もともとはインドから胡椒を手に入れるために始まった「大航海時代(15世紀)」の収穫物のひとつである。 クリストファー・コロンブスは当時まったく新しい概念であった「地球球体説」を信じて、「地球が丸いなら、西に向かえばインドに着いて胡椒を手に入れられる」と思った。 困難な航海の末、アメリカ大陸にたどりついたコロンブスは、ここをインドだと信じ込み、一生懸命、胡椒をさがすのだが一向に見つからない。 彼は生涯で4回ここを訪れるのだが、死ぬまでインドだと思い込んでいたと言う。 インドならば、簡単にこしょうは見つかっただろうが、、インドでないのだから胡椒は見つからない。 そのかわり、彼は唐辛子をはじめ、サトウキビ、バナナ、タバコ、トウモロコシなどを、はじめてヨーロッパ(スペイン)に持ち帰った。1493年のことである。 唐辛子の伝播は各地の食文化に大きな影響を与えた。 16世紀にはインドにも伝来し、インド料理に胡椒のかわりに唐辛子(チリ)が多く使われるようになる。 日本への伝来は1542年にポルトガル人宣教師が大友義鎮>に献上したとの記録があるが諸説ある。 日本では最初、食用とはせず、観賞用や毒薬として用いられた。 朝鮮へは日本から伝来したとする説が有力である。 一説には朝鮮出兵のとき武器(目潰しや毒薬)または血流増進作用による凍傷予防薬として日本からの兵(加藤清正?)が持ち込んだと言われている 同時代に朝鮮では倭辛子と呼ばれたが、これは日本から伝わったためと考えられている。 唐辛子の名は「唐」(中国)から伝わった「辛子」の意味だが、「唐~」は単に「外来の」という程度の意味の接頭辞と考えられる。 同様に南蛮辛子(なんばんがらし)や、それを縮めた南蛮という呼び方もある。 チリを使った マサラの作り方 野菜カレーのレシピはこちら |
* ウィキペディア・・・ 青唐辛子は生のものを 加熱することで辛味が甘味に変化し、乾燥した唐辛子では加熱すると辛味が増す *食材辞典・・・ 唐辛子 は小さく切るほど辛味が増します。また種のまわりの内壁の部分に強い辛味があるので、あまり辛くしたくない時は丸ごと使いましょう *唐辛子の写真・・・ 五色唐辛子です。左の方に白い花が見えます *薬食辞典・・・衣服や書画の虫よけとしてナフタリンの代りに使われます |
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