マイソール白檀 サンダルウッドの木
マイソールのサンダルウッド、「老山白檀」って知ってますか?
サフランロード
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サンダルウッド(白檀・チャンダン)情報 1 

−TED Case Studies (要約)−


チャンダン(白檀・サンダルウッド)
チャンダン(白檀・サンダルウッド)
チャンダン(白檀、サンダルウッド)は、インドでは乱伐、討伐などで激減しているため、現在はすべてインド政府によってコントロールされています。
インドにおいては、チャンダン(白檀、サンダルウッド)はおもにデカン高原に分布し、9000平方kmのうち8200平方kmがカルナタカ州とタミルナドウ州にあります。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)の芳香は材の髄の部分にもっとも強く分布しており、精油(エッセンシャルオイル)は一トンの随の部分から60kgほど採取することができて、それらは香水、ローション、石けん、ローソクなどの原料の一部として用いられます。
粉のペーストは顔の肌を純化し、発疹、吹き出物などを癒す民間薬としてアーユルヴェーダなどで使われてきました。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)をつくる工場では何千人もの人々が働き、とくにマイソールは「チャンダン(白檀、サンダルウッド)の街」と呼ばれています。
工場ではチャンダン(白檀、サンダルウッド)の香を竹の細い棒にまきつけます。細工師たちは、チャンダン(白檀、サンダルウッド)でボックス、くし、ビーズ、またはヒンズー教の神や象などを彫刻しています。

チャンダン(白檀、サンダルウッド)の取引はたいへん古く、1792年にはマイソールのスルタン(王)がチャンダン(白檀、サンダルウッド)を「王家の木」として宣言いたしました。それは今でも続いていて、個人がチャンダン(白檀、サンダルウッド)の木を所有することは許されません。もしチャンダン(白檀、サンダルウッド)の木がある個人の所有地に生えてきた場合は、その木はインド政府に属するものの、その木を守り育てた褒美としてその木の価値の75%がその人に与えられます。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)の価値は高く評価され、インド国内ばかりでなく外国からの需要の高まりと供給の不足により、このところ価格の高騰はまるでロケットのようだと話されています。
価格の高騰のいったんは、部分的には1930年から1950年にかけての供給の不足に負っています。1950年には4000トンのチャンダン(白檀、サンダルウッド)の心髄部分が産出されましたが、1990年には2000トンに減りました。
需要の高騰はアロマセラピーが人々のあいだに広まっていったことや、化粧産業の自然回帰傾向によっています。

チャンダン(白檀、サンダルウッド)の保護のため、インド政府は法律を制定しようとしていますが、それは断続的にしか進んでいません。それはアメリカや中東との重要な商取引であるからです。
アメリカでは、チャンダン(白檀、サンダルウッド)はおもに香水産業に使われています。
そのオイルはすばらしい基礎オイルとなり、ほかの高価な香水の定着オイルになります。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)それ自体は柔らかで、長時間持続する甘い香水です。しかも、ほかのオイルと混ぜても問題なく定着するという特徴があります。そのため、チャンダン(白檀、サンダルウッド)を使うオイルは数百種にものぼります。
インドのチャンダン(白檀、サンダルウッド)は、ほとんどがオイルの抽出と彫刻物になります。

オーストリアではチャンダン(白檀、サンダルウッド)は競売にかけられて、もっとも高い価格を出した人に売られます。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)はインドネシアにはほとんど残っておらず、パプアニューギニアにさいきん一定の供給量が認められます。
南太平洋地域では十分に生育する前に地元の住民が伐ってしまうため、枯渇してしまう危険にさらされています。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)の香りは、木が古くなるに従って強くなり、木の価値もずっと高くなります。60年以下のものはあまり価値があるとはいえないと考えられています。

インドではチャンダン(白檀、サンダルウッド)材の取引は禁止されているものの、実際には討伐が後を絶たず、木の将来に暗い影を投げかけています。
1993年5月、インド国内において最大かつ最高額の賞金をかけて、チャンダン(白檀、サンダルウッド)の密輸団の首領、ビーラパンの追跡が始まりました。
約600人の軍隊が特殊警察隊の背後に配置され、タミルナドウ州とカルナタカ州にまたがるジャングル地帯に入り、彼らを追跡しました。
そのとき、悪名高いビーラパンの首にはすでに400万ルピー(約1300万円)の賞金がかけられていました。彼は14歳のときに象牙を取る目的で象を殺し、それ以来追われつづけていました。彼は全部で約2000頭の象を殺し、それからもっと儲かるチャンダン(白檀、サンダルウッド)の密輸の世界に入ってきました。
彼は1986年に一度捕まりましたが、脱獄し、それ以来いくつかの殺人事件をおこしました。最悪なのは1993年4月に、21人の警察隊が密林におびきだされたあと、地雷によって吹っ飛んでしまった事件です。
ビーラパンはたえずオリーブ色の戦闘服を着て、移動をつづけていました。
彼は、マイソールの100km南東にある彼の故郷ゴピナサン近くのジャングル(6000km)に60ほどの隠れ家を持っていました。
バンガロールの警察当局によると、ビーラパンの窃盗団はタミルナドウ州とカルナタカ州の境界線として流れるカウベリ川の両側の森林地帯からチャンダン(白檀、サンダルウッド)を不当に伐採して相当額の財産を得たと言っています。
その数年後には、ビーラパンはチャンダン(白檀、サンダルウッド)の密輸で10億ルピー(約30億円以上)を手にしました。カルナタカ州の当局者は、カルナタカ州の約75%のチャンダン(白檀、サンダルウッド)の木が彼らによって討伐されたと言っています。
ビーラパンは金持ちになり、討伐に協力した村人たちはそれぞれ協力におうじて一定の利益を得ました。
ビーラパンは、約400平方kmのジャングルのあちらこちらに生育しているチャンダン(白檀、サンダルウッド)の木に案内した人にはそれぞれ1日あたり10ルピーづつ払い、伐採して運ぶ人々には1日25ルピー払いました。これは政府のために働く金額の2倍以上にあたりました。

ビーラパンはある種の現代版ロビンフッドになり、貧しい人々に愛されました。
窃盗団は、ウッタルプラデッシュ州とビハール州のオイルや香の工場などにチャンダン(白檀、サンダルウッド)を持ち込みました。
多くのチャンダン(白檀、サンダルウッド)が中東に持ち込まれました。そこでは、とくにイスラム教のラマダーンの最後に多くの需要が発生します。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)は、ムスク、アンンバー、ジャスミン、ミラーなどとともに、イスラム教では伝統的に賞賛されてきました。
サウジアラビアではチャンダン(白檀、サンダルウッド)は「黄金と同じくらい貴重だ」といわれています。
サウジアラビアはチャンダン(白檀、サンダルウッド)のもっとも多い輸入国で、一年に約700億円、約500トンのチャンダン(白檀、サンダルウッド)が消費されています。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)の木は、カンボジア、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ビルマ、タイなどからオープンに輸入されています。
チャンダン(白檀、サンダルウッド)の木は高くなり、1kあたり13700ドルでした。
取引は数百万ドルにはねあがり、精油の価格は400−1000ドルになっています。


チャンダン(白檀、サンダルウッド)情報
May, 1997   TED Case Studies (要約)



サンダルウッド(老山白檀)の都、マイソールをたずねて(1)


チャンダン(白檀・サンダルウッド)の知識と使い方





マイソールのサンダルウッド(サフランロード通販)
サンダル・ソープ



インドでは全国的に有名なマイソールのサンダル・ソープ。日本でも有名です。
サンダルウッド
お香(20本入り)


マイソールのサンダルウッド
手作りのピュアーなチャンダン香です。地味な香りですが、長く使っていると、やっぱり混ぜ物でない本物が良いとわかるようになります。
サンダルウッド
粉末(10g)


マイソールのサンダルウッド
パッキングはださいけど、品質は第一級品です。香りがちがいますね。
サンダルウッド
エッセンシャル・オイル

マイソールのサンダルウッド
マイソールの最高級、エッセンシャル・オイル。 繊細な、高貴な香りが、ほんとにすばらしい!




チャンダン(白檀・サンダルウッド)のリンク集

ウキペディア・・・ 英語名サンダル(sandal)の名はデカン高原での現地語がもとになっている。

チャンダン(白檀)の効果・・・ その香りは優れた持続性をもち、リラックス効果もあるため現在でも人気香 木のひとつです。 ニキビ、乾燥肌などのスキンケアに効果的。慢性気管支炎やのどの痛み、膀胱炎、静脈瘤に効果。

サマサティ・・・ チャンダン(白檀・サンダルウッド)の自然生産は、インドでもカルナタカ州(90%)とタミールナドゥ州に限定されています。 カルナタカ州の生産地域は、ダルワッド、シモガ、タムクル、ハッサン、クールグ、マイソール、コラー、バンガロールです。 タミールナドゥ州では、コイムバトール、ニルギリス、マドゥラル、ラマナセプラムなど。 インドのケララでは、チャンダンは明らかに野生で育ち、アンダラプラディッシュ州では、クダッパー、ハイデラバード、クルヌール、またマハラシュトラ州やオリッサ州でも、見かけることが出来ます。 カルナタカ州の中で、チャンダンに覆われた地域は125000ヘクタールにおよび、ケララではほとんどないに等しく、アンダラプラディッシュ州では1100 ヘクタールがサンダルウッドに覆われています。 インドのチャンダンの現在産出量はおよそ2000トンで、この中の4分の3が、カルナタカ州で産出されたものです。

チャンダン(白檀・サンダルウッド)・・・ アーユルヴェーダの重要な薬剤であるチャンダン(サンダルウッド)は、宗教儀式などにも深く関わってきました。 ミャンマーでは、大晦日になると女性がチャンダン(サンダルウッド)のオイルとローズウォーターを混ぜたお清めの水を通りかかる人々に振りまき、一年の罪を清め、魂と身体を浄化します。










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